小学生はChatGPTを使えますか?
自分のアカウントでは使えません。OpenAIの利用規約では利用者は13歳以上である必要があり、18歳未満は保護者の許可が必要です。ただし小学生でも、先生の画面を使った先生主導のデモや、13歳未満の子ども向けに作られ、利用が認められているツールを通じてAIを学ぶことはできます。
小学生が自分のアカウントでChatGPTを使うべきではありません。OpenAIの利用規約では、利用者は13歳以上(現地の法律でそれ以上の年齢が求められる場合はその年齢以上)でなければならず、18歳未満の利用者は保護者の許可が必要とされています。幼稚園年長から小学5年生(K-5)の子どもの多くは5〜11歳なので、この基準を下回ります。
だからといって、小学校の教室からAIを締め出さなければならないわけではありません。低学年の子どもがAIに触れる方法を変える必要がある、ということです。
公式ガイダンスの内容
- OpenAI: 最低年齢は13歳で、18歳未満は保護者の許可が必要です。学校がベンダーの年齢要件を免除することはできません。
- ユネスコ(UNESCO): 教育・研究における生成AIのためのガイダンスで、生成AIプラットフォームとの単独での対話に年齢制限を設けることを提案しています。
- 英国教育省(Department for Education): 教育における生成AIに関する政策文書で、学校に対し「AIツールやオープンアクセスのLLMが定める年齢制限を守る」よう求めています。
米国では、13歳未満の子どもから個人情報を収集する場合はCOPPAも関係します。詳しくはCOPPAとFERPAのもとで学校でのAI利用は認められる?をご覧ください。
小学生が安全にAIを学ぶ3つの方法
1. 先生主導のデモ
先生が黒板(電子黒板)で汎用チャットボットを操作し、クラスがプロンプトを提案します。子どもたちはアカウントを作ることなく、AIがどう答えるか、どこで間違えるか、質問の言い方がなぜ大切かを目にできます。幼稚園の年齢から効果的です。
クラスで事実確認できるプロンプトを試してみましょう。「クモの脚は何本で、アリの脚は何本?」そのあとで「それが正しいかどうか、どうやって確かめられるかな?」と問いかけます。
2. デバイスを使わないAIリテラシーの授業
中心となる考え方の多く(コンピューターが例からどう学ぶか、なぜ間違えるのか、何に使うかを誰が決めるのか)は、機器を使わずに教えられます。活動例は8歳の子どもにAIリテラシーをどう教える?をご覧ください。
3. 13歳未満向けに作られ、利用が認められているツール
子どもたちが自分でAIに入力したり話しかけたりする場合は、その年齢の子どもの利用を規約で認め、学校向けに設計された製品を使いましょう。登録の前に次の点を確認してください。
| 確認すること | なぜ重要か |
|---|---|
| ベンダーの年齢ポリシーが児童の年齢をカバーしているか | 一般的なチャットボットはたいてい13歳からです。 |
| COPPAのもとで学校が保護者に代わって同意できるか | 学校が認めた教育目的の利用に限られます。 |
| 子どもが何を質問したか先生が見られるか | 見守りによって、誤解や懸念に気づけます。 |
| ベンダーがデータを販売したり、広告を表示したり、児童のデータでモデルを学習させたりしていないか | いずれかに当てはまれば要注意です。 |
| 児童にメールアドレスが必要か | 13歳未満はメールアドレスを持っていないことが多いです。 |
Askieの位置づけ
Askie for Schoolsは、4〜15歳向けの音声中心のAIコンパニオンAskieを教室向けに独立して展開したものです。先生はクラスを作成し、児童を追加して個別のアクセスコードを配布でき、教師用ダッシュボードで会話履歴を確認できます。Schoolsのプライバシーポリシーのもとで、学校がデータ管理者であり続け、Askieは児童のデータを販売せず、児童に広告を表示せず、児童のデータをAIモデルの学習に使いません。無料プランでは20人の児童が利用でき、毎週1人あたり200件のテキスト質問ができます。
職員室向けの要点
13歳未満の子どもが自分のChatGPTアカウントを持つべきではありません。小学生は、先生が実演するAIを見たり、デバイスを使わない授業で仕組みを学んだり、学校が審査した子ども向けツールを使ったりできます。より詳しくは、学校でのChatGPT:児童・生徒は使うべき?と小学校のためのAIをお読みください。
教室に安全なAIを
Askie for Schoolsは、安全で年齢に合ったAI学習パートナーを生徒に届けます。管理は先生のアカウントから行えます。