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教師のためのAIプロンプト:小中学校で使える30選

教師にとって最高のAIプロンプトは、ツールに5つのことを伝えます。生徒がどんな子たちか、何がほしいか、条件、形式、そして含めないものです。以下は、小中学校(K-8)の授業計画、レベル別の対応、小テスト、フィードバック、保護者とのやりとり、学級の日課に使える、コピー&ペーストできる30のプロンプトです。[ ]の部分を置き換え、生徒の名前や個人情報は決して貼り付けず、子どもの手に渡る前にすべての出力を確認しましょう。

プロンプトに10分かける価値がある理由

教師のAI活用についての証拠は、もはや体験談のレベルを超えています。

この2つのグループの差は、主にプロンプトの書き方にあります。あいまいな依頼からはありきたりのワークシートが返ってきますが、具体的な依頼からは明日の授業で使えるものが返ってきます。

1つだけのプライバシーのルール

どんなプロンプトを使う前にも、個人情報は入力しないこと。名前も、イニシャルとクラスの組み合わせも、個別の教育支援計画(IEPやEHCP)の内容も、名前の入った生徒の作品の写真も入力しません。

英国教育省(DfE)のガイダンスは、「個人データを生成AIツールで使用しない」こと、そして学校は許可なく「生徒のオリジナルの作品が生成AIモデルの学習に使われることを許したり、その原因を作ったりしてはならない」ことを明記しています(DfE「教育における生成AI」)。米国では、個人を特定できる生徒の記録を未承認のツールに貼り付けると、FERPAの問題が生じます。AIツールのためのFERPA・COPPAチェックリストをご覧ください。

子どもではなく、必要としていることを書きましょう。名前ではなく「学年より2年分読む力が遅れている生徒」のように表現します。

教師のためのAIプロンプトの書き方:基本の型

以下のプロンプトはすべて、同じ5つの要素からなる型に沿っています。一度覚えれば、自分でも書けるようになります。

要素 含めること 例
役割 AIにどんな立場でふるまってほしいか 「あなたは経験豊富な小学4年生の担任です」
生徒 年齢、レベル、必要な支援 「生徒28人、習熟度はさまざま、うち5人は日本語を学習中」
課題 求める出力そのもの 「同値分数について45分の授業計画を書いてください」
条件 時間、教材、基準 「紙とおはじきだけを使用。[学習指導要領の項目]に沿って」
形式 どんな形で返してほしいか 「時間配分つきの表と、5問の振り返りカード」

必要なときは、もう1行加えましょう。「始める前に、わたしに3つ質問してください」。こうすると、ツールが推測で埋めるのではなく、足りない情報を確認してくれます。

授業計画のプロンプト

  1. 授業全体:「あなたは経験豊富な[学年]の教師です。[レベル]の生徒[人数]人を対象に、[テーマ]について[時間]分の授業を計画してください。導入、一斉指導、ガイド付きの練習、個人での練習、振り返りカードを含めてください。使う教材は[教材]だけです。時間配分を表で示してください」
  2. 単元の概要:「[学年]向けに、[テーマ]について[週数]週間の単元計画を、[カリキュラムまたは基準]に沿って作ってください。各週について、学習目標、主な活動1つ、形成的評価1つを示してください」
  3. 導入のアイデア:「[年齢]歳の子どもが驚くような、[テーマ]についての3分間の導入を5つ考えてください。少なくとも2つはテクノロジーを使わないものにしてください」
  4. つまずきの発見:「[学年]の生徒が[テーマ]についてよく持つ誤解を5つ挙げ、それぞれを見つけるための短い質問を添えてください」
  5. 実生活とのつながり:「[国]に住む[年齢]歳の子どもが日常生活で見かける、[概念]の実例を3つ提案してください」
  6. 教科横断:「[学年]向けの[教科A]の[テーマ]の授業に、[教科B]の10分間の活動をどう組み込めるかを示してください」

レベル別対応のプロンプト

  1. 3つのレベル:「この課題を、サポート、標準、発展の3つのレベルに書き直してください。学習目標は同じにしてください。[課題を貼り付け]」
  2. 読解レベル:「この文章を、[年齢または学年]程度の読み手向けに書き直してください。重要な事実はすべて残してください。短い文を使い、そのレベルを超える言葉にはかっこで意味を添えてください。[文章を貼り付け]」
  3. 言語を学習中の生徒:「この活動を、学校の言語を学び始めたばかりの[初級または中級]レベルの生徒向けに調整してください。単語リスト、文の書き出し、わたしが板書できる視覚的な手がかりを加えてください。[活動を貼り付け]」
  4. 段階的な手順:「[スキル]が苦手な生徒が一人で取り組めるよう、この問題を番号つきの手順に分けてください。各手順にヒントをつけ、最終的な答えは書かないでください。[問題を貼り付け]」
  5. 発展問題:「早く終わった生徒向けに、[テーマ]について、考えを新しい場面に応用する必要がある自由回答の挑戦問題を3つ書いてください」
  6. 感覚にやさしいバージョン:「目標は変えずに、音、動き、視覚的なごちゃごちゃを減らすための、この授業の変更点を提案してください。[計画を貼り付け]」

特別な支援が必要な生徒へのより深いサポートについては、特別支援教育とAIをご覧ください。

発問、小テスト、評価のプロンプト

  1. 想起の小テスト:「[学年]向けに、[テーマ]についての4択問題を10問作ってください。まちがいの選択肢は、それぞれ実際によくある誤解を反映させてください。最後に答えと1行の解説をつけてください」
  2. 振り返りカード:「[目標]の授業の振り返りカード用の質問を3つください。1つは思い出す問題、1つは応用する問題、1つは考えを説明する問題です」
  3. ヒンジ・クエスチョン:「[テーマ]の授業の中盤で使うヒンジ・クエスチョン(理解度を見きわめる問い)を1つ、4つの選択肢つきで書いてください。まちがいの選択肢それぞれから、生徒がどの誤解を持っているかがわかるようにしてください」
  4. ルーブリック:「[学年]向けに、[課題]の4段階のルーブリックを、生徒にわかりやすい言葉で、評価観点は4つ以内で作ってください」
  5. 問いの階段:「[学年]向けに、[テーマ]について『覚える』から『創造する』へと段階的に上がっていく6つの質問を書いてください」

フィードバックのプロンプト

  1. コメント集:「[学年]の[課題の種類]について、よくある長所と次のステップをカバーする、短く具体的なフィードバックのコメントを12個書いてください。『あなた』に語りかける形で、それぞれ50字以内にしてください」
  2. 模範解答:「この問題について、[学年]のよくできる生徒のレベルで模範解答を書き、何がよいのかを注釈してください。[問題を貼り付け]」
  3. よくあるまちがいのまとめ:「名前を削除し匿名化した生徒の解答です。まちがいをテーマごとにまとめ、もっとも大きいものについて10分間の再指導を提案してください。[解答を貼り付け]」
  4. 所見の下書き:「[長所]で、[課題]に取り組む必要がある[学年]の生徒について、120字程度の所見を下書きしてください。あたたかく、具体的に、専門用語は使わずに」。子どもの名前は、ツールの外で自分で加えましょう。

保護者とのコミュニケーションのプロンプト

  1. 学級通信の段落:「今月[テーマ]で何を学んでいるか、そして家庭でできることを1つ説明する、学級通信の段落を250字程度で書いてください」
  2. 難しいメール:「[懸念]を心配している保護者への返信を手伝ってください。落ち着いた、事実に基づいた内容で、300字以内にし、面談を提案してください。非を認めたり、結果について約束したりしないでください」
  3. 翻訳前の確認:「このメッセージを、きれいに翻訳できるよう、小学5年生程度の読解レベルのやさしい言葉に書き直してください。[メッセージを貼り付け]」。翻訳そのものには、学校が承認した翻訳サービスを使いましょう。
  4. AIの説明:「わたしたちのクラスで[ツール]をどう使い、生徒のデータをどう守っているかを、保護者向けに200字程度で説明してください」。そのうえで、授業でのAIについての保護者へのお知らせを参考に手直ししましょう。

学級の日課と事務のプロンプト

  1. 日課の台本:「[学年]の最初の週に[日課、たとえば整列]を教えるための手順つきの台本を書いてください。わたしが言うこと、生徒がすること、どう練習するかを含めてください」
  2. 座席とグループ分け:「[活動の種類]のために28人の生徒をグループに分ける方法を5つ、それぞれの長所と短所とともに提案してください」
  3. 行動の立て直し:「[学年]で、みんなの前で恥をかかせることなく、課題から離れた行動を立て直すための、落ち着いた短いフレーズを3つください」
  4. 代理の先生向けの計画:「この授業計画を、時間配分、教材、生徒が早く終わったときにすることを含む、代理の先生向けの1ページの計画にしてください。[計画を貼り付け]」
  5. 遠足や行事のお知らせ:「[日付]の[行事]について、費用、時間、持ち物、返信用の切り取り欄を含む参加同意書を下書きしてください」

生徒にAIについて教えるためのプロンプト

AIリテラシーを教えているなら、プロンプトで教材を作ることもできます。

小中学生のAIリテラシー指導案では、これらを完全な授業にしています。

よい出力と悪い出力を分ける3つの習慣

生徒の位置づけ

ここまでのものはすべて教師向けです。学校が承認した汎用のアシスタントを使って、授業を計画します。生徒が使うAIは、生徒が子どもであるからこそ、別のルールのもとでの別の判断になります。そこを埋めるのがAskie for Schoolsです。各生徒の年齢に合わせた答え、生徒一人ひとりの専用アクセスコード、そして教師が確認できる会話の履歴を備えています。教師向けのツールの選び方は、教師のためのAIツールをご覧ください。

よくある質問

これらのプロンプトはどのAIツールでも使えますか?

はい。学校が承認した汎用のアシスタントであれば、どれでも使えるように書いています。ツールによって結果は異なるので、本格的に使う前に1つ試してみましょう。

生徒の作品をAIツールに貼り付けても大丈夫ですか?

名前や個人を特定できる情報を削除し、学校がその用途でツールを承認している場合に限ります。迷ったときは、貼り付けるのではなく、作品の内容を説明しましょう。

AIで作った授業は質が下がりますか?

必ずしもそうではありません。EEFの試験では、教師がガイドに沿ってAIを使った場合、質に目立った差は見られませんでした。質を決めるのは最初の下書きではなく、あなたの見直しと手直しです。

授業のためのAIプロンプトを自分で書くには?

役割、生徒、課題、条件、形式の5つの要素からなる型を使いましょう。そのうえで、まず3つの確認の質問をするようツールに頼みます。

プロンプトで授業を計画し、Askieで安全に実践

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