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授業でのAI利用を保護者に伝える手紙:無料テンプレート3種

授業でのAI利用について保護者に送る良い手紙は、5つのことをわかりやすい言葉で伝えます。どのツールか、なぜ使うのか、どんなデータを収集するのか、どう見守るのか、誰に連絡すればよいのか。以下に、今日からコピーして使える無料のテンプレートを3つ紹介します。生徒が使うAIツールを紹介する手紙、宿題とAIのルールを伝える手紙、そして心配する保護者への返信です。

ツールよりも手紙が大切な理由

保護者が授業でのAIについて知るのは、たいてい夕食のときに子どもが話すひとことからです。「今日、ロボットと話したよ」という言葉は、家族がすでに知っていることによって、喜びとして受け取られることもあれば、不安として受け取られることもあります。

家庭には知識の差もあります。Common Sense Mediaの調査では、10代の10人に7人が少なくとも1種類の生成AIツールを使ったことがある一方で、ほとんどの保護者は子どもがそれを使っていることにまったく気づいていませんでした(Common Sense Media, 2024)。学校からのわかりやすい手紙が、家族が受け取る最初の信頼できる説明になることも少なくありません。

米国では、法令遵守上の理由もあります。COPPAのもとで学校が保護者に代わってオンラインサービスに同意する場合、FTCのベストプラクティスとして、学校は承認したサービスを保護者に知らせ、運営者の通知を閲覧できるようにすることが勧められています(FTC COPPA FAQ, section N)。英国では、学校は児童生徒のデータがどう使われるかについて家庭に対して透明性を保つことが求められています。DfE(教育省)の教育における生成AIに関するガイダンスでは、データ保護と年齢制限について扱っています。

AIについての保護者への手紙に必ず含めるべきこと

テンプレートを編集する前に、次の情報を集めましょう。答えられない項目があれば、答えられるようになるまで導入を一時停止しましょう。

項目 保護者が知る必要があること
ツール 名前、提供元、学校が承認していること
目的 「未来に備えるため」ではなく、具体的な学習目標
データ 何を収集するか、販売や広告に使われるか、どのくらいの期間保管するか
見守り 生徒がいつ使うか、教員が会話を確認できるか
年齢への適合 ツールが生徒の年齢層向けに設計されていること
誠実さのルール AIの手助けがいつ認められ、生徒が使ったことをどう申告するか
選択 家庭が子どもに使わせたくない場合はどうなるか
連絡先 共通の問い合わせ窓口ではなく、担当者の名前

書き方のルールは2つ。1ページに収めること、そして誇大な表現(「革命的」)と弁解(「多くの方がご心配だと承知しています」)の両方を避けることです。落ち着いた具体的な文章は、信頼できる印象を与えます。

テンプレート1:生徒が使うAIツールを紹介する

クラスや学年がAIツールを直接使い始めるときに使います。

保護者の皆様へ

今学期から、[クラスまたは学年]では、[教科または授業の種類]の時間に、[学校名]が承認したAI学習ツール [ツール名] を使い始めます。

使う理由。 生徒は[ツール名]を使って[具体的な目的。例:理科の実験のあとに追加の質問をする]を行います。授業の代わりになるものではありません。すべての時間を私が計画し、教室にいて見守ります。

どんなツールか。 [ツール名]は[対象年齢]の子ども向けに設計されています。お子さまの年齢に合わせて回答を調整し、お子さまに届く前に内容をフィルタリングします。

使用するデータ。 お子さまは[生徒のサインイン方法。例:メールアドレスではなく、クラス専用のコード]でサインインします。ツールが収集するのは[収集される情報]です。広告は表示されず、生徒のデータが販売されることもありません。[提供会社との契約に基づく保管期間を記入]

見守りの方法。 私は、お子さまがした質問と、受け取った回答を確認できます。また、クラスでルールを決めています。どのAIツールにも、フルネーム、住所、写真を入力しないことです。

AIについてお子さまが学ぶこと。 ツールを使うのと並行して、AIは人が作ったものであること、例から学ぶこと、間違えることがあるので確かめることが大切であることを学びます。

ご家庭の選択。 お子さまに[ツール名]を使わせたくない場合は、[日付]までにお知らせください。お子さまは同じ活動に[代替手段。例:本と教員のサポート]で取り組み、学びが欠けることはありません。

ご質問。 [行事名、またはご予約のうえ]でツールを実際にお見せできます。[メールアドレス]までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。 [氏名、役職]

お使いのツールがAskie for Schoolsであれば、次のとおりです。生徒は教員が発行した専用のアクセスコードでサインインし、回答は生徒一人ひとりの年齢に合わせて調整され(Askieの対象は4〜15歳)、教員は会話の履歴と利用状況のレポートを確認でき、広告はなく、生徒のデータが販売されることはありません。学校がデータ管理者であり続け、データ処理契約はご要望に応じてご提供します。

テンプレート2:宿題、誠実さ、AIのルール

年度の初めや、宿題についての方針を変えるときに使います。

保護者の皆様へ

今やAIツールは家庭でも簡単に使えるようになりました。そこで、[クラス]の宿題とAIの関係について、はっきりお伝えしたいと思います。

AIの手助けを使ってよいとき。 つまずいた手順をAIに説明してもらう、テスト前にAIに問題を出してもらう、自分で書いた下書きにAIからフィードバックをもらう。

使ってはいけないとき。 AIの答えを写して、自分の課題として提出すること。AIが書いたものは、あなたの宿題ではありません。

AIを使ったことの伝え方。 AIを使った課題には、最後に1行加えます。「[ツール名]を使って[AIがしたこと]をしました」。これは決して罰ではありません。本を引用するのと同じことです。

判断に迷ったとき。 お子さまと課題について話します。AI検出ツールは十分に信頼できないため、判断にAI検出ツールは使いません。

ご家庭でできること。 お子さまに、宿題の内容を自分の言葉で説明してもらってください。説明できれば、ちゃんと学べています。

年齢制限。 汎用のAIチャットボットの多くは、規約で最低年齢を定めています。お子さまがご家庭で使うツールの規約をご確認ください。

ご協力に感謝いたします。 [氏名]

検出ツールについての1行の理由は、学校でのAI検出は機能するのか?をご覧ください。誠実さについての1行は、学校の文書化されたポリシーと一致しているときに最もよく機能します。学校向けAIポリシーのテンプレートに、それに合った文言があります。

テンプレート3:心配する保護者への返信

メールの返信として、角かっこの部分を具体的な懸念に合わせて書き換えて使います。

[保護者の氏名]様

[ツール名]についてご連絡いただき、ありがとうございます。もっともなご質問です。ご心配なままでいらっしゃるより、こうしてお尋ねいただけるほうがありがたく思います。

いただいたご質問に、直接お答えします。

  • [懸念1。例:「子どもが不適切なものを目にすることはありませんか?」] [ツール名]は子ども向けに作られており、回答が表示される前に、何層にもわたって内容をフィルタリングしています。また、私はお子さまの会話を確認することもできます。
  • [懸念2。例:「子どものデータは安全ですか?」] [何を収集するか、販売されないこと、保管期間、削除の依頼先。]
  • [懸念3。例:「自分で考えなくなりませんか?」] [具体的な目的]のために使っており、生徒が自分の考えを説明するというルールを設けています。また、AIがどのように間違えるかも教えています。

お子さまが何のために使ったのか、実際にお見せできればうれしく思います。[候補の日時を2つ]で、短い面談かお電話のお時間をいただけますでしょうか。

それでもお子さまに使わせたくないということでしたら、もちろん問題ありません。[代わりの対応。]

どうぞよろしくお願いいたします。 [氏名]

返信で避けたい3つのこと:AI全般について議論すること、何も問題は起こりえないと約束すること、自分で答えずに苦情を提供会社に転送することです。

読んでもらえる送り方

学校全体向けの手紙には、TeachAIのサンプルレターやルイジアナ州教育省のサンプルが参考になります。

よくある質問

学校がAIツールを使うには保護者の同意が必要ですか?

ツール、国、学区によって異なります。米国では、教育目的のためだけに使われるツールについてはCOPPAのもとで学校が同意できますが、保護者に知らせることがベストプラクティスです。英国では、学校は英国GDPRにもとづく法的根拠と、ツールを対象に含むプライバシー通知が必要で、各ツールの年齢制限を守らなければなりません。導入前に、データ保護の担当者に相談しましょう。

手紙は担任から出すべきですか、校長から出すべきですか?

1つのクラスなら担任からです。保護者は誰が見守っているのかを知りたいからです。学校全体で導入するなら校長から出し、各担任がクラスについての一文を添えましょう。

AIについての手紙はどのくらいの長さがよいですか?

1ページです。詳しく知りたい家庭のために、ポリシー全文へのリンクを載せましょう。

保護者から子どものAIとの会話を見たいと言われたら?

ツールが教員から見える履歴を残しているなら、面談でお見せすると申し出ましょう。その答えは、どんな手紙よりも早く、ほとんどの懸念を解消してくれます。ツール選びについて詳しくは、学校でAIを安全に使う方法をご覧ください。

子どもが何を質問したかを、保護者にそのまま見せられます

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